UVインクジェットプリント

shugo hirao

なんでもない日々の些細な出来事でさえ、
思い返してみればかけがえのないものであったりします。

日常の中で何気なく撮影されたデータをもとに、
質感を持って現像された半立体作品と、
質感らしさを纏う映像作品を、展示します。

目で見て肌で触れることで、
きっと私たちのなんでもない日々が、
どうかとても美しく滑稽で愛おしいものであるということに
気がつくための作品です。

unbrithdays で生成した作品を2.5次元印刷技術を用いて、手触りのある作品へと昇華しました。

デジタルで再現したアナログらしい質感に実際に手で触れて体感することができるようになりました。
一見すると油絵の筆跡のような質感の箇所も、よく見るとデジタルの表現らしい数学的なノイズによるものであり、単なる絵画ともとれない新しい表現のアウトプットになっています。

by shugohirao